入院日記 12月8日(火曜日) バクハツ

こんにちは

真央がバクハツしました。

今まで4人部屋に3人で静かに暮らしていました。

新しく入ったオトナリさんが最悪です。

ひそかに『ヘビオンナ』と名付けました。

夜中にガサゴソ騒ぎ、咳を繰り返し

お向かいの義足の84歳の御婦人にもトイレを譲らず、

カチンときていたのですが、

昼間、牛のいえ獣のような声でうなり始めたのです(便秘だったそうです。)。

お向かいの2人は早々にお風呂に避難してしまいました。

しばらく我慢してナースセンターに行ったらベットへ戻るようにいわれて、

気持ち悪いので廊下に椅子を出して避難です。

新人看護師さんがきて、お隣さんに『どうされました?』

ヘビオンナ『・・・何でもないです。』

しばらくすると、又獣のうめき声

今度は我慢しないですぐ、ナースコール

また新人看護師さんが、『大丈夫ですか?』

ヘビオンナ『シ~ン・・・』

我慢の限界でついにバクハツしました。

真央『そんなに喚いたり咳きこんだりしたっかったら

個室に行ったら?

朝の問診でも咳でますか?って聞かれてイイエと答えてたけど

一晩中咳きこんでラジオ聞いて、今だって喚くぐらい辛いなら、

ちゃんとスタッフに説明しなさい。

自分だけ具合が悪いと思ったらオオマチガイダヨ・・・!!!

みんな痛かったり、苦しかったりするんだよ!!!

あなたが来るまではここは

静かだったけど、今はみんな寝不足だよ!!』

ヘビオンナ『・・・わたしの事?』

真央『私の事ってあなたと私と看護師さんと

ここには3人しかいないでしょ?

残りの2人はあまりにやかましいので避難してるよ!!

私疲れたから、もう寝るけど今度、喚いたり騒いだら、怒鳴り返すからねっ』

言いたいことを言ってスッキリして本当に疲れていたらしく

眠ってしまいました。

新人看護師さんはなにも言わず固まってました。

あー言っちゃったという感じは全くなく

体調の悪く、熱も下がらず辛い事の限界だったのでしょう。

揺り動かされて目を開けると

師長が仁王立ちで怒ってます。

具合の悪い人になんということを言ったんですか?

真央『私、悪くないもん。

ホントのことだもん。

あの人詐病だよ。きっと

あの人どうしたの?』

師長『こんなとこ一瞬たりともいられませんってあの後すぐに

お部屋移動しましたよ!!!』

真央『よかったね(*^。^*)』

師長怖い顔で『貴方も明日個室に移動してもらいますよ。』

真央『いいですよ(*^。^*)よろこんで』

もともと一人暮らしの私は他の人と同じ部屋は苦手です。

手術の前には回りの人に迷惑をかけるので、個室に移動するつもりでした。