入院日記  12月3日  2日め  病名 腎血管筋脂肪腫破裂

入院2日め

ハードな1日めで昨夜はすっかり爆睡でした。

午後検査と言われてましたが、11:00にエコー、造影剤CTと進みます。

エコーはとくに時間をかけて検査をしてくれました。

『多分、今日からご飯は食べられるよ』の声に送られて

病棟に戻って一休みしていたら

泌尿器科の外来へ来るようにいわれた。

エレベーターが2階で開くと、

背の高い白衣を着た人が立ってます。

目があって名前を聞かれうなずくと

泌尿器科のキリンです。

先生なの?若~い。

しかも超美系

ルンルンと後をついていって

外来の椅子に座るとパソコンに

先ほどの造影剤CT画像がリアルに映ります。

何か片側だけ変?

キリン先生『左の腎臓のまわりがおかしいのです。

これは11月19日に背中に激痛があった時、背中の腫瘍が破裂したのです。

そのため炎症が起こり熱が上がってます。再度破裂する可能性もあります。

いつ緊急手術になるかわかりません。これからは、トイレとベット以外安静にして下さい。

とても危険な状態です。腎臓と共に腫瘍を摘出するしか治療法はありません。』

真央の小さな抵抗

『もしかして、血の海の中でも左の腎臓は元気に動いているかもしれません。

これは先生一人の判断ですか?』

『うちは4人のドクターがチームを組んでまして、泌尿器科全員の判断です。

確かに今は腎臓は正常に機能してますが、

腎臓はとてもデリケートな臓器で腎血管筋脂肪腫という名前

どうり腫瘍の血管が入り組んで腎臓にからみついているので

摘出はさけられないと考えて下さい。』

とてもキレイな目でまっすぐこちらをみつめています。

覚悟してください。と

キリン先生『どちらにしても貧血数値がとても悪いので今は

手術できません。不思議なほど元気ですが、いつ急変するか

わかりません。その時は輸血しても手術します。御理解ください。』

たんたんと説明が終わり

私の腎臓がなくなる。

まだ、尿にも反応すらでていないのに

とても良好なのに・・・

ぼーとしてベットに戻って・・・

眠りました。

考える事が辛くなって

眠りから覚めると

夕食が届いてました。

ご飯だぁ~

ここの病院食は本当においしいです。